メモリー

祖母とパチンコ、酒とプロレスと、、、

母方の祖母とは彼女が亡くなるまで一緒に生活した。私が小6の時に脳溢血で倒れ、入院することもなく、薄暗い自宅3畳間で二日間ほど大いびきをかいたのち、あっという間に亡くなった。私には老婆にしか見えなかったが、享年は63歳。アルコール依存症が彼女…

毛糸の巾着袋

こんな感じのイメージ 母が私に作ってくれたものを思い出そうとすると、必ず出てくるイメージがある。いやむしろ、そのイメージしか思い出せない。それは、濃い肌色の毛糸で編んだ弁当箱入れだ。毛糸の紐で上部を絞る巾着タイプの袋で、あれは確かに母が編ん…

崎陽軒のシュウマイ

ここ何年も菜食を続けているので、もう食べることはなくなってしまったが、忘れらない美味しさとして私の中にあるものの一つに崎陽軒のシュウマイがある。あの味は、家族旅行で必ず起きた小さなドラマと共に、忘れることが出来ない。まだ新幹線などができる…